2014/10/07

サーベイからみる IBM Notes/Domino の動向

米国の PSC が 9月中旬から10月初旬にかけて行った IBM Notes/Domino コミュニティへのサーベイ結果が発表されています。
Original Source : PSC IBM Notes/Domino Poll Results

このサーベイで 世界中から 423 名が回答が寄せられました。国別の内訳は、
米国:45%
ドイツ: 8%
英国: 8%
など計54の国から回答。米国が約半数と多いのですが、国数を考えるとほぼグローバルワイドの数値と捉えて良いと思います。また、回答者の属性として、
  • 開発者/運用管理者: 63%
  • マネージャー: 15%
  • ディレクター: 10%
  • エグゼクティブ: 8%
  • その他: 4%
質問の内容のひとつめ:IBM Domino を現在どのように使用しているかという設問には、
  • メールとアプリケーション: 80%
  • アプリケーションのみ: 16.8%
  • メールのみ: 3.8%
続いて IBM Domino へのコミットメントについての設問と回答は次のようになります。
  • IBM Domino にコミットしている: 53%
  • メールに関して他のオプションを評価中: 5%
  • アプリケーションに関して他のオプションを評価中: 9%
  • メール/アプリケーションで他のオプションを評価中: 16%
  • 他のプラットフォームへ移行することに決定している: 17%

IBM Domino をクラウドへ移行する計画については
  • 現在のところ考えていない: 47.5%
  • 検討中: 28.6%
  • 移行決定、または既に移行済み: 9.2%

最後に、IBM Mail Next への興味はどの程度かという設問に対して、
  • 非常に興味がある: 17%
  • ある程度興味がある: 40%
  • 興味なし: 23%
  • 何それ?、知らない: 9%
 という結果になっています。
みなさんは、このサーベイ結果ででてきた数字についてどう思われますか?
詳細はオリジナルのページでご確認ください。



なお、日本のコミュニティでも 10月17日(金)19時から21時、IBM イノベーションセンターで「テクてく技術者夜会 コミュニティ編」で、「IBM Notes/Domino について熱く語ろう!」をテーマにワールドカフェ形式でこういった動向(特に日本での動向)も踏まえながらディスカッションが行われるはずです。是非、こちらもご参加ください。


2014/08/19

ConnectED 2015 のレジストレーション開始

今年ももうこんな時期に差し掛かってきたんですね。
ConnectED 2015 のレジストレーションがオープンしました。

来年のConnectはテクニカルセッションを中心に、1月25日から28日に開催されます。
フルカンファレンスの料金が、早期割引が10月3日までで $1,595 (約16万円)、以降 $1,795(約18万円)とアナウンスされています。

お申し込みはこちら
http://www-01.ibm.com/software/collaboration/events/connected/registrationoverview.html

2014/08/04

XPages Toolbox を使ってみる - ランタイムモニタリング編

XPages Toolbox の左から4番目のタブでは「ランタイムモニタリング」で
  • JVM で使用されるメモリ(空きと最大)
  • アクティブなモジュール(このモジュールはNSF)の数
  • セッションの数
を計測することができます。

「Take Snapshot Now!」ボタンをクリックすると、その時点の計測値が文書として保存されていきます。

「Remove All Documents」ボタンでこれまでの計測した結果の文書が削除されます。


2014/07/30

XPages Toolbox を使ってみる - バックエンドプロファイラー編

今回は、左から3つ目のタブにある「Backend Profiler」(バックエンドプロファイラー)についての説明になります。
操作方法は簡単です。
これからプロファイリングを始めたいときに、「Start Profiler」ボタンをクリックします。
その後、プロファイリング対象のアプリケーションを実際操作し、プロファイリング完了と思った時点で「Stop Profiler」のボタンを押します。すると、その下のビューに結果が表示されます。
また、プロファイリングが終了して結果の情報が不要になった場合に、「Remove All Documents」をクリックし、「Refresh」ボタンをクリックするとこれまでのプロファイリング結果をすべてクリアし、次のプロファイリングに備えます。

表示される結果ですが、このバックエンドプロファイラーで何がわかるかというと、XPage を操作している間に使われたバックエンドNotesクラスの
  • クラス
  • メソッド
  • 操作(Getなど)
  • コール数
  • 時間(ミリ秒)
が分かるようになっています。
上記の例では、文書(Document)のComputeWithFormメソッドで「781」ミリ秒使用したという結果が出ています。
実は今回プロファイリングしたこのXPage、ページを表示する前に、計算結果フィールドだけで約380程度のフィールドをフォームのフィールドにバインディングして「フォーム検証の実行」を指定し、初期値としてノーツのフォーム上のフィールドの省略値をそのまま計算して求めるという設定にしています。

計算結果フィールドの省略値として、ユーザー名を取得して、漢字アドレス帳から日本語名、所属部署名などをルックアップするなどページを表示する前にフィールドに値をセットする必要があるのですが、380フィールドで1秒もかからないのがわかったので(実際の経過時間は「2125」ミリ秒、約2秒)、まずは正常なパフォーマンスが得られるのではないかと推測します。

ひとつの XPage をプロファイルする際でも、部分更新(パーシャルリフレッシュ)が発生するとひとつの文書に出力するようです。

このように、Notesバックエンドクラスに対して、パフォーマンスに影響がでそうな処理(例えば、ビューを参照してループするなど)に対して、それぞれのメソッドに対して何度コールしどれぐらいの時間を消費したかを把握するのに便利なツールといえます。



2014/07/24

XPages Toolbox を使ってみる - コードプロファイリング編

今回は、みなさんが書いたサーバーサイド JavaScript のプロファイリングです。プロファリング手順に関しては、前回までの方法とまったく同じです。

自分の書いたサーバーサイド JavaScript に次の関数を追加することで、プロファイリング可能です。


今回、下のコードに対して(凄く簡単なスクリプトで申し訳ありません)プロファイリングしたい場合、
var d = getComponent("dialog1");
viewScope.put("SagyoTantoSelected","first");
d.show();

__profile() 関数を下のように追加します。
見にくいかもしれませんが、profile の前の「__」はアンダースコアを2つ続けます。
__profile("mycode","p1"){
var d = getComponent("dialog1");
viewScope.put("SagyoTantoSelected","first");
d.show();
}
ここで指定した「mycode」や「p1」は任意です。判別しやすい名前をつければ OK です。
 結果は上の画面のように出てきます。
Dojoダイアログをモーダル表示する処理で 16 ミリ秒使用したことがわかります。

この __profile() 関数の中に、別の __profile() として階層的に指定することも可能です。
バッチ処理的な SSJS で処理時間が気になるときには、このプロファイル関数を使用するとパフォーマンス改善の糸口が見えてくるかもしれませんね。

今回はこれで終了ですが、 次回はバックエンドプロファイラーを取り上げます。