2014/11/20

IBM Verse のアーキテクチャー

革新的なメールソリューション IBM Verse のニュースが世界じゅうを駆け巡りましたが、実際どんな仕組みなのか好奇心に駆られた方も多いと思います。
私が唯一見つけたアーキテクチャーの内容を示すものはこちらです。

ニュースや発表イベントでは「Notes/Domino」の言葉さえ出てこなかったのですが、メール部分のバックエンドには Notes/Domino のメールが使われるのがわかります。
オンプレミスでメールを使っている多くの企業には IBM Verse の恩恵は受けられないので、IBM Verse 利用時には SmartClould Notes へ移行が必然となるものと思われます。これを受けて IBM はますます クラウドを加速促進する戦略をとって行くものと思われます。

2014/11/19

New Way to Work

昨晩行われた IBM Verse 発表の Livestream リプレイが既に公開されています。



IBM Verse は単に新しいメールのみならず、「This is mail that understands you」と講演中 Jeff Schick 氏が言うように、ユーザーにとって最も重要な特性、行動を理解するアナリティクスを伴うものです。その背景には Watson プロジェクトで長期にわたって培われてきた人工知能を活用し、メッセージの文脈を理解すると同時に、ひとつのユーザーインターフェースの中であらゆるリソース(人、ファイル、アクション、スケジュールなどなど)に瞬時にアクセスできる機能とデザインが実装されています。デザインでは数ヶ月前前に Apple 社とのエンタープライズでのマーケットにおける提携の影響が色濃く出ているデザインです。



デモでは、メッセージの中に自分の知らない人がCCに含まれていた場合、その人の組織内での階級などを即座に表示させたり、例えば、新しくチームに加わった人の歓迎メールが送られてきたときに、「ようこそ」と返信したあと、おそらく他の誰かも同じように歓迎のメールが送られてくるのを見越して、以降関連するメールで喚起されないよう「ミュート」するなどが紹介されました。加えて、その中には、IBM Connections のファイルにアクセスできたりとソーシャルの要素もふんだんに取り込まれています。
現段階では、正式に出荷されるものとしてではなく、これから順次選定された顧客やビジネスパートナー、フリーミアムで試用フィードバックを重ね、製品としていく模様。そして、クラウド(SoftLayer)上での提供となっています。

 Notes/Domino ユーザーとして、この IBM Verse に乗り換えるか否か。ユーザー企業側の動向も気になるところです。
IBM Verse のメールのバックエンドには Notes のメールを使うという IBM Connect 2014 のアナウンスが本当であれば、オンプレミスかクラウドの選択にはクラウドしかなく、使うとなったときの移行、残されたノーツカスタムデータベースをどうするのかなどまだ情報が少ない現在では単純にまだ歓迎するムードにはなれないのではないでしょうか?
一方、Google Apps や Exchange へのマイグレーションを検討中の Notes/Domino ユーザーには強力なインパクトを与えるに違いありません。

 Asana work graph

さて、みなさんはこの IBM Verse をどう感じたでしょうか?

2014/11/18

その名前は IBM Verse に決定!

長い間、IBM Mail Next というコードネームで呼ばれていた製品がいよいよ姿を現します。
今年の IBM Connect 2014 では、上半期にベータ版を出すというアナウンスがされ、いつ出るかいつ発表されるのかヤキモキ、モヤモヤした気分が続いていました。いよいよそのベールを脱ぐ時がやってきたようです。
日本時間の深夜、ニューヨークで発表される模様。同時に Livestream でも見ることができるます。
既に YouTube にはデモの動画が用意されています。

2014/11/04

XPagesDay 2014 セッション申込み受付開始

今年も XPagesDay の季節になりました!
東京近郊以外の方も参加しやすいように、今回はすべてのセッションをオンラインで実施することになりました。トピックも初心者向けから中上級者、モバイル関連と充実した内容でお送りします。

イベントの日程は、11 月 18 日(火)、19 日(水)の2日間。

講師陣もコミュニティをリードする精鋭をお迎えすることができ大変嬉しく思います。こちらでチェックしてください。
http://www.xpagesday.com/xpagesday.nsf/speakers.xsp

肝心のセッション申込みですが、こちらからお申し込みいただけます。もちろん、参加費は無料です。
http://www.xpagesday.com/xpagesday.nsf/sessions.xsp

加えてビッグニュース!
まだ正式に公表していませんが、各セッションから抽選で2名(合計20名)に XPagesDay グッズと各スポンサーからご提供いただく景品などをバンドルして XPagesDay パック(金額に換算すると1万円相当)を差し上げる企画もあります。

イベント開催までの動向については、XPagesDay 公式 Facebook ページTwitter で順次流していきますのでこちらも是非チェックしてください。

 XPagesDay 2014

2014/10/07

サーベイからみる IBM Notes/Domino の動向

米国の PSC が 9月中旬から10月初旬にかけて行った IBM Notes/Domino コミュニティへのサーベイ結果が発表されています。
Original Source : PSC IBM Notes/Domino Poll Results

このサーベイで 世界中から 423 名が回答が寄せられました。国別の内訳は、
米国:45%
ドイツ: 8%
英国: 8%
など計54の国から回答。米国が約半数と多いのですが、国数を考えるとほぼグローバルワイドの数値と捉えて良いと思います。また、回答者の属性として、
  • 開発者/運用管理者: 63%
  • マネージャー: 15%
  • ディレクター: 10%
  • エグゼクティブ: 8%
  • その他: 4%
質問の内容のひとつめ:IBM Domino を現在どのように使用しているかという設問には、
  • メールとアプリケーション: 80%
  • アプリケーションのみ: 16.8%
  • メールのみ: 3.8%
続いて IBM Domino へのコミットメントについての設問と回答は次のようになります。
  • IBM Domino にコミットしている: 53%
  • メールに関して他のオプションを評価中: 5%
  • アプリケーションに関して他のオプションを評価中: 9%
  • メール/アプリケーションで他のオプションを評価中: 16%
  • 他のプラットフォームへ移行することに決定している: 17%

IBM Domino をクラウドへ移行する計画については
  • 現在のところ考えていない: 47.5%
  • 検討中: 28.6%
  • 移行決定、または既に移行済み: 9.2%

最後に、IBM Mail Next への興味はどの程度かという設問に対して、
  • 非常に興味がある: 17%
  • ある程度興味がある: 40%
  • 興味なし: 23%
  • 何それ?、知らない: 9%
 という結果になっています。
みなさんは、このサーベイ結果ででてきた数字についてどう思われますか?
詳細はオリジナルのページでご確認ください。



なお、日本のコミュニティでも 10月17日(金)19時から21時、IBM イノベーションセンターで「テクてく技術者夜会 コミュニティ編」で、「IBM Notes/Domino について熱く語ろう!」をテーマにワールドカフェ形式でこういった動向(特に日本での動向)も踏まえながらディスカッションが行われるはずです。是非、こちらもご参加ください。