みなさん、いよいよ IBM Connect Japan 2013 東京まであと 2 週間を残すのみになりました。
もうとっくに午前の基調講演、加えて午後のセッションも含めて申込み終了している方も多いと思います。
が、まだという方も早く申込みしておきましょう。じゃいつやるか?...(もう飽きましたね)
ところで、みなさんは今回の Connect 何を楽しみ何を期待されて参加されるのでしょうか?
イベントに足を運ぶ理由は人それぞれだと思います。必要な情報だけ収集して帰るという方もいるし、その日一日最初から最後までセッションに出ずっぱりの方もいるかもしれません。ひとつ言えることは、理由がなんであれ折角来たからには思いっきり楽しまないと面白くありませんよね。
お節介かもしれませんが、この IBM Connect Japan 2013 での私個人の最大の関心事は誰がなんと言おうと「基調講演」。その中でサンディ・カーターがどのような話をしてくれるのかなということですが非常に楽しみです。
基調講演ってもともと一番のイベントセッションなんだから参加する方全員それを目当てに来るのは当たり前といえば当たり前なんですが。
でも、ちょっと IBM さんもその辺のアピールが足りないのではと正直不安を感じています。 IBM 社内のタレントだからという謙遜があるかもしれませんが、サンディ・カーターが来日して話をすることがどんだけ凄いことなんだというアピールや宣伝をもっとすればいいのにと思います。
そういえば彼女は昨年秋に CIO 特別フォーラムで来日して企業のトップに向けて話をされているようです。IBM Connect Japan は経営層に加え、LOB (Line of Business)も対象にしているイベントなので、「黄色い魂」をもつ我々の目の前に登壇するのはこれが実質上初めてではないでしょうか?
「CNNのIT業界でもっとも影響力の強い10人の女性」に選ばれたという前振り、ここにありました。
http://edition.cnn.com/interactive/2012/04/tech/interactive.women.tech/index.html
このサンディさん、凄いですね。Wikipedia にもちゃんと経歴なんかが詳細にあります。
http://en.wikipedia.org/wiki/Sandy_Carter
全世界を飛び回っているサンディさん、あえて言わせてもらいますがソーシャルビジネスに関して世界から一歩も二歩も遅れている日本企業のビジネスにソーシャルの力をどう組み込んでいくのか、それをどう我々に提案してくるのかが非常に楽しみです。あのオシの強さでグイグイいってほしいですね。
続いて午後のブレークアウトセッション。
トラック構成は経営者層とITシステム部門の軸で構成されているようです。いつもセッションに参加されている方を展示ブースからお待ちしている身分のものから言わせてもらえれば、どのセッションに出ようか一生懸命考えて午後一つも漏らさずセッションに出る「真面目な」方が多すぎます。
ブレークアウトセッションのそれぞれの時間は 40 分。技術的な詳細内容はこの短い時間ではほとんど期待できませんので、概要をつかむ程度と考えておきましょう。
スポンサーのセッションに出て商品の内容を知りたいのなら、迷わず展示ブースへ直行してください。そのほうが短時間で収穫が多いはずです。
自分のこれはと思う技術セッションかソリューション、あるいは事例のセッションを絞ってひとつかふたつ。
セッション疲れを感じさせないプレゼンのうまい方のセッションなら追加も検討。
そうして 2 つもセッションに出ればそれでよし。あとはほんとに経験も事例もたくさんもった面々が展示ブースで待機しています。展示会場に行って目当てのソリューションの深堀りをするもよし、ブースで世間話もよし。「ぶっちゃけどうですか?」って本音を聞き出すのもいいんじゃないでしょうか?
Connect イベントは人と人が繋がってこそなんぼのイベントです。たくさんの人とたくさん話して繋がっていくことが結局百倍楽しみ方法なのではないでしょうか。
東京近郊以外の方。大阪や名古屋でも開催されるようですが、可能であれば東京のイベントに(も)参加されることをお勧めします。正直、地方バージョンでは基調講演の時間、各セッションの内容を見てもどうなのかなぁという感じがします、実際そういう掛け持ちされるかたもかなりいらっしゃると聞いていますのでご検討を。
ここで番宣。
私のセッションは【C-3】IBMチャンピオン達がチームスタジオのセッションをハイジャック!【裏・基調講演】 XPages、モバイル化、OpenNTF など重要トピックを本音弾丸トーク。14: 40 からです。
内容は当日のお楽しみということで。
4人の IBM Champion のぶっちゃけトーク。
抱腹絶倒、IBM社員ひきつり苦笑。
4人は夜道で後ろから刺されるのも覚悟で登壇
参加者へのプレゼント多数用意
是非お越しください。お待ちしております。
notes/domino liaison
「liaison」リエゾンはフランス語で架け橋という意味です。欧米から発信される IBM Collaboration Solutions や XPages の技術情報をいち早く日本の皆さんにも知っていただき活用いただけたら幸いです。
自己紹介
- 加藤満 (Mitsuru Katoh)
- Teamstudioで現在Technical Directorとして製品のサポート、導入支援、コンサルティング、セミナー講演など技術全般を担当しています。 IBM Champion for 2011/2012 このサイトの掲載内容は私自身の見解であり、必ずしもTeamstudioの立場、戦略、意見を代表するものではありません。 The postings on this site are my own and don't necessarily represent Teamstudio's positions, strategies or opinions
2013/05/15
2013/04/08
DOMINO懇談室復活で思うこと
昨年の夏、ノーツコンソーシアムの「ドミノ懇談室」が休止のニュースが飛び込んできました。
http://www.notescons.gr.jp/information/1241/
私も 10 年前まではよく見ていた記憶があります。ここ数年たまに覗いてみたりしたときには、数は圧倒的に減ったものの、書き込みが絶えることがありませんでしたので、相当根強い人気があったのだと思います。
そして休止していたドミノ懇談室がつい最近「DOMINO懇談室」として developerWorks に帰ってきました。
DOMINO懇談室
まずは新しい DOMINO 懇談室の告知です。
DOMINO懇談室の復活を受けて、いろんな方と飲みながらお話したときのことです。
大勢はこのDOMINO懇談室を疑問視する声。なぜなんでしょう?えっ、折角復活したのにと思われる方もいるかもしれませんね。
ではどうして疑問の声がでるのか。(これは私個人の意見ですので飲みながらお話した方とは無関係です!)
場所が悪い
まず場所が悪い。なぜ、developerWorks 上に作ったんでしょうか?developerWorks って IBM のコミュニティサイト。IBM 公認のはず。ところが、「当懇談室はIBM主催のオフィシャルなコミュニティーではございません」と。
ゆくゆくは Connections へ。それも???な話です。
次にサイト構造上の違い。現在、IT 系の Q&A で一番有名なものとしては、Stack Overflow がありますが、それと比較してみましょう。見ればわかりませすが、今どきの Q &A サイトは質問を投げて、答えをもらうだけでは活発な場にはなりません。
ゲーミフィングの要素が入ったり、Vote の機能があったりとソーシャルな機能は欠かせません。質問の未回答、解決済が視覚的にわかるなどは基本中の基本。そんな機能がなく、まるでノーツの昔ながらのディスカッションフォーラムの様相。時代をせめてもう 5 年ぐらい先に進めましょうよ、と言いたくなる。
一つの提案として、Stack Overflow は英語しか扱わないので、日本語で質問、回答できるサイトが必要という方には、たとえば、QA@IT なんかはどうでしょう。
いづれにしても、ソーシャルな要素をコミュニティを発展させる仕掛けが必要で、新しいDOMINO懇談室にはこれが欠けています。
モデレーターが必要でしょ
はっきり言いましょう。このDOMINO懇談室も短命のうちに終ります(非難の声)
ドミノ懇談室は旧来のベタな形でこそ、生き残ってきたと個人的にはそう感じています。新しい器に変えたとしても、かつて質問を投げかけ、答を返してきた人たちがまた同じように新しい場所でも貢献してくれるかといえば、それは難しいでしょう。
新しい場所には交通整理をしてくれるモデレーターが、すくなくとも新しい懇談室立ち上げ当初には必要ですではないでしょうか。DOMINO懇談室に登録されている方たちはモデレーターとして立ち振る舞ってくれるか?しばらくは様子見でしょう。
グーグル先生じゃダメ?
私が 10 年前まで使っていて、今は使っていない理由。それは Google 検索で十分自分の検索したいものが拾えるからです。
最近、みなさんも同じじゃないんでしょうか?
もちろん、最初は日本語で検索して出てくれればいいんですが、最近では最初に日本語で検索することさえしなくなりました。
Notes/Dominoに限らず、IT の世界では何か調べたいとき、情報量という点で全世界の人がやりとしりしている英語が圧倒的に多く英語で調べたほうがいいに決まっています。
ノーツクライアントの UI もわざと英語 インターフェースを使えばエラーメッセージも英語ででるからそのまま言葉を検索すればOKっということも頻繁にあります。
日本で調べることと言えば DJX とか言語に依存した機能以外はすべて英語で調べてみてはどうでしょう。
クローズな技術だけの閉塞感が満載
Notes/Domino はかなりオープンな技術を取り入れながら機能拡張しています。特に開発の世界では顕著です。つまり、私たちも昔のようなノーツ(式だとかLotusScriptだとか)だけの非常にクローズな技術からどんどんオープンな技術へと目を向けなければいけない世の中になってしまいました。
他のオープン技術も同じレベルで取り扱える、目にすることができるフォーラム、コミュニティサイトでなければなりません。
最後に、DOMINO懇談室が要らないと言っているわけではありません。なんかいろいろ周りから要望を受け、やっつけ仕事みたいにサイトをオープンしてしまった感があるので、いったいどの視点に立ってこの新しい懇談室を立ち上げたのか不安になっているだけです。これからたくさんの質問があがるといいですね。そしていろんな情報も共有すればいいと思います。
どのような形に育っていくかこれからユーザーの目線から見守っていきたいと思います。
http://www.notescons.gr.jp/information/1241/
私も 10 年前まではよく見ていた記憶があります。ここ数年たまに覗いてみたりしたときには、数は圧倒的に減ったものの、書き込みが絶えることがありませんでしたので、相当根強い人気があったのだと思います。
そして休止していたドミノ懇談室がつい最近「DOMINO懇談室」として developerWorks に帰ってきました。
DOMINO懇談室
まずは新しい DOMINO 懇談室の告知です。
DOMINO懇談室の復活を受けて、いろんな方と飲みながらお話したときのことです。
大勢はこのDOMINO懇談室を疑問視する声。なぜなんでしょう?えっ、折角復活したのにと思われる方もいるかもしれませんね。
ではどうして疑問の声がでるのか。(これは私個人の意見ですので飲みながらお話した方とは無関係です!)
場所が悪い
まず場所が悪い。なぜ、developerWorks 上に作ったんでしょうか?developerWorks って IBM のコミュニティサイト。IBM 公認のはず。ところが、「当懇談室はIBM主催のオフィシャルなコミュニティーではございません」と。
ゆくゆくは Connections へ。それも???な話です。
次にサイト構造上の違い。現在、IT 系の Q&A で一番有名なものとしては、Stack Overflow がありますが、それと比較してみましょう。見ればわかりませすが、今どきの Q &A サイトは質問を投げて、答えをもらうだけでは活発な場にはなりません。
ゲーミフィングの要素が入ったり、Vote の機能があったりとソーシャルな機能は欠かせません。質問の未回答、解決済が視覚的にわかるなどは基本中の基本。そんな機能がなく、まるでノーツの昔ながらのディスカッションフォーラムの様相。時代をせめてもう 5 年ぐらい先に進めましょうよ、と言いたくなる。
一つの提案として、Stack Overflow は英語しか扱わないので、日本語で質問、回答できるサイトが必要という方には、たとえば、QA@IT なんかはどうでしょう。
いづれにしても、ソーシャルな要素をコミュニティを発展させる仕掛けが必要で、新しいDOMINO懇談室にはこれが欠けています。
モデレーターが必要でしょ
はっきり言いましょう。このDOMINO懇談室も短命のうちに終ります(非難の声)
ドミノ懇談室は旧来のベタな形でこそ、生き残ってきたと個人的にはそう感じています。新しい器に変えたとしても、かつて質問を投げかけ、答を返してきた人たちがまた同じように新しい場所でも貢献してくれるかといえば、それは難しいでしょう。
新しい場所には交通整理をしてくれるモデレーターが、すくなくとも新しい懇談室立ち上げ当初には必要ですではないでしょうか。DOMINO懇談室に登録されている方たちはモデレーターとして立ち振る舞ってくれるか?しばらくは様子見でしょう。
グーグル先生じゃダメ?
私が 10 年前まで使っていて、今は使っていない理由。それは Google 検索で十分自分の検索したいものが拾えるからです。
最近、みなさんも同じじゃないんでしょうか?
もちろん、最初は日本語で検索して出てくれればいいんですが、最近では最初に日本語で検索することさえしなくなりました。
Notes/Dominoに限らず、IT の世界では何か調べたいとき、情報量という点で全世界の人がやりとしりしている英語が圧倒的に多く英語で調べたほうがいいに決まっています。
ノーツクライアントの UI もわざと英語 インターフェースを使えばエラーメッセージも英語ででるからそのまま言葉を検索すればOKっということも頻繁にあります。
日本で調べることと言えば DJX とか言語に依存した機能以外はすべて英語で調べてみてはどうでしょう。
クローズな技術だけの閉塞感が満載
Notes/Domino はかなりオープンな技術を取り入れながら機能拡張しています。特に開発の世界では顕著です。つまり、私たちも昔のようなノーツ(式だとかLotusScriptだとか)だけの非常にクローズな技術からどんどんオープンな技術へと目を向けなければいけない世の中になってしまいました。
他のオープン技術も同じレベルで取り扱える、目にすることができるフォーラム、コミュニティサイトでなければなりません。
最後に、DOMINO懇談室が要らないと言っているわけではありません。なんかいろいろ周りから要望を受け、やっつけ仕事みたいにサイトをオープンしてしまった感があるので、いったいどの視点に立ってこの新しい懇談室を立ち上げたのか不安になっているだけです。これからたくさんの質問があがるといいですね。そしていろんな情報も共有すればいいと思います。
どのような形に育っていくかこれからユーザーの目線から見守っていきたいと思います。
2013/04/03
Ytria EZ Suite 11 新機能をビデオでご紹介
先月の中旬、Ytria EZ Suite のメジャーリリース となる Release 11 が発表されました。
今回、Release 11 の新機能を中心にビデオでご紹介いたします。
以前のポスト↓では、英語のユーザーインターフェースでした。
http://notesdominoliaison.blogspot.jp/2013/03/ytria-ez-suite-11.html
今回のビデオでは日本語のユーザーインターフェースでご紹介しています。
日本語の言語ファイルは、Ytria のサイトからダウンロードできます。
入手方法は↓↓↓↓ を参照してください。
http://notesdominoliaison.blogspot.jp/2011/11/ytria-suite-105.html
※新しいリリースでは、言語ファイルもソフトウェア更新で最新のものを入手できるようになっているはずです。
Ytria EZ Suite 11 新機能 Part1 (11:44)
Ytria EZ Suite 11 新機能 Part2 (9:28)
今回、Release 11 の新機能を中心にビデオでご紹介いたします。
以前のポスト↓では、英語のユーザーインターフェースでした。
http://notesdominoliaison.blogspot.jp/2013/03/ytria-ez-suite-11.html
今回のビデオでは日本語のユーザーインターフェースでご紹介しています。
日本語の言語ファイルは、Ytria のサイトからダウンロードできます。
入手方法は↓↓↓↓ を参照してください。
http://notesdominoliaison.blogspot.jp/2011/11/ytria-suite-105.html
※新しいリリースでは、言語ファイルもソフトウェア更新で最新のものを入手できるようになっているはずです。
Ytria EZ Suite 11 新機能 Part1 (11:44)
Ytria EZ Suite 11 新機能 Part2 (9:28)
2013/03/26
OpenNTF を利用すべき 5 つの理由
今日のトピックは OpenNTF です。このブログでも、Lotus 技術周りのオープンソースとして OpenNTF を何度か取り上げてきました。今日に至っては特に目新しい話ではないかもしれませんが、この OpenNTF の利用度合いが、どうも欧米の技術者と日本の技術者での温度差というかギャップがまだあるような気がするので「OpenNTF を利用すべき 5 つの理由」というお題でもっと OpenNTF を知りましょう、そして使ってみましょうという内容にしました。
OpenNTF の利用実態
まずは、感覚的なお話ではちょっとと思ったので、グローバルワイドでの OpenNTF の利用実態を知るために、ちょうど OpenNTF が先日おこなったサーベイの結果がありますからそこから見ていきましょう。特に注目は次の 2点でしょうか。「いくつの OpenNTF プロジェクトをこれまで利用してきたか?」
の質問にはひとつから 5 個までが 60% ともっとも多く、たくさんあるプロジェクトから自分自身のプロジェクトに必要なものだけをピックアップしている感があります。
次の質問。「オープンソースからどれだけの時間が節約できたか?」
では 1ヶ月以上が 43.5% とトップ。これだけ時間が節約できるのであれば利用しない手はないなと思うのは当然のことではないでしょうか?
では日本の技術者は何故利用しないのか?
日本の技術者があまり OpenNTF を利用しない理由、それは以下の 4 つに集約できるのではないでしょうか。1. OpenNTF 自体知らない
2. 英語だから
3. 実際の開発に使えるかどうか疑問
4. オープンソースで保証がないから
OpenNTF を利用していないみなさんはどれにあたりますか?
あるセミナーで講師をしたとき、 OpenNTF をご存知かどうか尋ねることがありました。極端な場合では、参加者の 10% 以下の方しか知らないというときもありました。まだ圧倒的に知名度がないんでしょうか。。。
知ってはいるものの英語という理由だけで敬遠されている方。今時 英語なしで IT の仕事はできませんよいっても過言ではないくらいです。これは世間のみなさんが言い始めて少なくとも 10 年ぐらいは経っているんではないでしょうか。なのでこの英語だからという問題、私は無視します。
日本全国のロータス技術者の中で OpenNTF がどの程度認知されているのか、知りたいと思いますが(非常に興味深いものになりそうですが)そういうことを調べる、調べようとする団体もないので永遠にわからない気がします。。。
残りの問題も核心へと進む中で触れていきたいと思います。
OpenNTF を利用すべき 5 つの理由
1. プロジェクトの成果物を自身のプロジェクトに役立てるサーベイにもあるように、オープンソースを利用することでどれぐらい時間が節約できたかをみれば、だれでも一度はオープンソースを試してみようかなと思うはずです。時間を節約するために使ってみようとか、テクニックを学んでみようというのは、ユーザーがオープンソースに期待するベースとなる理由でしょう。
2. IBM との共同実験の場からオフィシャルな製品への展開
私は、Notes/Domino 8.5 以降から OpenNTF の位置づけが 飛躍的に変化しているのを強く感じるようになりました。OpenNTF では、IBM と IBM 外のコミュニティの垣根がなくなり(IBM の方が OpenNTF のボードメンバーだったり)、IBM が「先進的」に、しかも確実に近い将来、現実のものとして取り入れたい技術をこの OpenNTF の協力(言葉は悪いですが、利用して)のもと、製品となる前段階からその技術を公開し、コミュニティの中で実験しフィードバックを得る場に移行しつつあります。
端的な例として思い浮かぶのは XPages Extension Library です。みなさんもよくご存じだと思います。
裏を返せば、この OpenNTF で日々フォローすることでいち早く IBM が目指す技術に触れる機会が増えることになります。必要とあればフィードバックすることも自由です。
私たちにとって将来どういう技術がどのように実装されていくのかを事前に知ることができるいうメリットを享受できるのです。
もうひとつ、OpenNTF のポジションが変わったという点では、Domino Designer 9 Social Edition のホームで「コミュニティのリソース」としてOpenNTF が載ったことでしょう。本当の意味は私は知るすべもありませんが、これまでの Domino Designer にはなかったことで、いかに OpenNTF の存在が開発コミュニティの中で大きくなったか、そしてより重要な情報を提供するようになったかの表れだと思っています。
3. 保証がないこととクレームやフィードバックを無視することとは違う
「オープンソースだから保証がない」ということで毛嫌いされている方。その考え方はこれまで見てきた限りではあまり当を得た考え方ではないような気がします。また一般的に見てもオープンソースは当てにならないというのは過去の話になっているのではないでしょうか。
実際 OpenNTF では、プロジェクトの責任者を中心に、ディスカッションへの質問の投げかけにも非常に丁寧に対応しているのがほとんどです。一度興味のあるプロジェクトのディスカッションのスレッドを覗いてみてはどうでしょうか。
4. すべてはコミュニティのため。ありがたく使わせていただきましょう
OpenNTF のプロジェクトを見るとホントに凄いツールがいっぱいあります。完成まではフィードバックをもらいながら成熟したところで製品化して売ろうというのもなかにはなきにしもあらずですが、それでもいいものがたくさんタダで手に入ります。俺たちはこんなところで勝負してるんじゃないよというか余裕さえ窺えます。
日本ならきっと有償にして売ろうとかそのノウハウを社外へ出すのはもったいないと思うに違いないでしょう。
それもこれもコミュニティのため。同じことで悩む同胞がいるなら喜んで提供しますよというのがよくわかります。その心意気を感じながらありがたく使わせていただきましょう。(そしていつかは恩返ししましょう)
5. プロジェクトだけじゃない
OpenNTF では再利用可能なツールの提供だけではなく、XSnippets という XPages コードサンプル集、XPages.info という XPages 総合情報サイトの運営、StackOverflow という Q&A への対応、Collaboration Today というキュレーションタイプの情報サイトの運営、開発コンテストの実施など様々なコミュニティ活性化の試みがされています。
情報収集の目的だけでも OpenNTF をフォローする価値があります。
日本人による OpenNTF のプロジェクト
では最後に、もっとみなさんが OpenNTF をより近くに感じていただける注目のプロジェクトがあります。「XPages Extension Library Japan」プロジェクトは以前ブログでも紹介したと思いますが。
現在は3回目のリリース beta3 のリリースを先週行ったばかりですで、ますます活動が活発になってきています。
ディスカッションへ質問を日本語で投げかけていただけます。リリースの Readme も日本語で、その他参考 URL も日本語のサイトで情報が確認できるようにしています。
本家の「XPages Extension Library」プロジェクトは各リリース、 3 桁を簡単に超えるダウンロード数があります。開発者から注目されているプロジェクトであることが窺えますが、一方 XPages Extension LIbrary Japan は残念ながらまだ 2 桁のダウンロードしか到達していません。
このままでは、プロジェクトの継続する意味も問われ始めることが予想されます。
ここで作成したサンプルデータベースは 公開されている無料の Domino Designer 9 SE でも使用できます。是非両方ダウンロードして使ってみてください。
2013/03/21
Teamstudio Continuity のリリース
Teamstudio Inc から Unplugged の技術をベースに BCM (Business Continuity Management: 事業継続マネジメント) ソリューションがリリースされました。
http://www.teamstudio.com/en-us/continuity.aspx
日本でも 2年前の 3.11 を契機に、天災、テロなど事業継続を困難にさせる事態が発生した際、より少ないダメージでこれまでどおり事業を継続していけるのかという問いは企業規模の大小を問わずしばしば議論に上ってきたことでしょう。
海外では BCM のイベントが各地で開かれるようになるほど脚光を浴びている分野のひとつです。今週は、IBM Connect の開催された米国オーランドで、このBCM のイベントが開かれ盛況だったようです。Teamstudio Inc もイベントに参加、今回リリースした Teamstudio Continuity の評判も上々だったと聞いています。
BCM の中核になるのは、BCP (事業継続の為の計画作成)が中心となる訳ですが、不測の事態が発生した際、その計画に従って、社員ひとりひとりが決められたタスクのガイドラインに従って的確に行動がとれるようスマートフォンの中に BCM に必要な情報を常に最新の状態で、オフラインでも参照できるようにというのがこのソリューションの狙いです。
Teamstudio Unplugged は Notes/Domino ユーザーがノーツデータベースをモバイル化する開発プラットフォームとしてリリースしました。Teamstudio Continuity はその技術を使い、開発プラットフォームのみならず、利用できるコンテンツ、さらにそれを動かすクラウド環境も一緒にご提供するソリューションになっています。
Unplugged 同様、無料でアプリをダウンロードしてデモを体験できます。
https://itunes.apple.com/jp/app/teamstudio-continuity/id615489788?mt=8
http://www.teamstudio.com/en-us/continuity.aspx
日本でも 2年前の 3.11 を契機に、天災、テロなど事業継続を困難にさせる事態が発生した際、より少ないダメージでこれまでどおり事業を継続していけるのかという問いは企業規模の大小を問わずしばしば議論に上ってきたことでしょう。
海外では BCM のイベントが各地で開かれるようになるほど脚光を浴びている分野のひとつです。今週は、IBM Connect の開催された米国オーランドで、このBCM のイベントが開かれ盛況だったようです。Teamstudio Inc もイベントに参加、今回リリースした Teamstudio Continuity の評判も上々だったと聞いています。
BCM の中核になるのは、BCP (事業継続の為の計画作成)が中心となる訳ですが、不測の事態が発生した際、その計画に従って、社員ひとりひとりが決められたタスクのガイドラインに従って的確に行動がとれるようスマートフォンの中に BCM に必要な情報を常に最新の状態で、オフラインでも参照できるようにというのがこのソリューションの狙いです。
Teamstudio Unplugged は Notes/Domino ユーザーがノーツデータベースをモバイル化する開発プラットフォームとしてリリースしました。Teamstudio Continuity はその技術を使い、開発プラットフォームのみならず、利用できるコンテンツ、さらにそれを動かすクラウド環境も一緒にご提供するソリューションになっています。
Unplugged 同様、無料でアプリをダウンロードしてデモを体験できます。
https://itunes.apple.com/jp/app/teamstudio-continuity/id615489788?mt=8
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