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2010/12/14

XPages Extension Library で OneUI Part3

Part1 ではアプリケーションのフレームワークレイアウトを XPages Extension Library を使用して作成し、バナー、フッター、タイトルバー、プレースバー、そしてリーガルセクションに設定を行いました。
そして、Part2 でアプリケーションのレイアウトで変動するコンテンツ部分をメインコンテンツ部分の両側を挟むような形で 3 列のセクションのうち、一番左側の列にナビゲーターを配置するため、ナビゲーターのカスタムコントロールを作成しました。
今回、最後の仕上げとして、XPage に Part1、Part2 で作成したレイアウトを実装するところを見ていきます。





以上で、完成です。
今回は見られなかったその他の設定もありますが、基本的な部分は押さえてあります。

詳細に関しては、この Extension Library といっしょに提供されているサンプルデータベースのソースを確認すると、より理解が深まると思います。


最後に、今回利用した個人的な意見として、OneUI を IBM Lotus User Interface Developer Documentation を見ながら、lotusXxxxxx といったスタイルの呪文のようなものを覚えなくても、簡単な設定だけでレイアウトの設定ができることは XPages Extensibility API の可能性を十分引き出せたものだと評価できます。
こういったものが数多く流通してくれれば、利用者としては、より生産性の高い開発ができるものだと思います。このライブラリーもまだ発展途上の感がありますので、実際の開発プロジェクトで使用する場合は、今後の動向も含めて、注視したほうがよさそうです。
一方、ライブラリやコントロールを提供する側として見た場合、Notes 開発者にとっては、かなり敷居が高いものに間違いありません。そこで、この分野に参入できるスキルをもった、特に Java 言語に精通した技術者やベンダーの活躍を期待したいものです。



XPages Extension Library で OneUI Part2

前回の Part 1ではアプリケーションの全体のレイアウトを OpenNTF の XPages Extension Library の中にあるコントロールを使用して作成しました。
今回は「LeftColumn」の編集可能領域に配置するナビゲーターを作成します。

まずは、このナビゲーターをカスタムコントロールとして作成しますので、データベースにカスタムコントロールを新規作成します。
カスタムコントロールの設計に右に表示されている「Extension Library」から「Page Navigator」コントロールをドラッグアンドドロップします。






















ドラッグアンドドロップ後、ソースを確認すると以下のようなコントロールの記述が追加されています。






この「Page Navigator」を選択するのに、アウトラインからクリックしハイライトさせます。(あるいは、設計タブで、あるいはソースから)
すべてのプロパティの一番下にある「treeNodes」がナビゲーターを作成するためのプロパティです。
値を入力するエリアをクリックすると「+」「-」のボタンが現れます。通常のリンクを作成するには「xe:pageTreeNode」を、区切り線は「xe:separetorTreeNode」を選択します。
pageTreeNode では、label に表示するリンクのラベル、page には、このリンクをクリックした時に呼び出す XPage を指定します。
このようにしてノードをひとつずつ作成し、ナビゲーターを作成していきます。


作成し終わったら、このカスタムコントロールを保存します。
以上で、ナビゲーターのカスタムコントロールが作成できました。次回は、このカスタムコントロールの XPage への実装をご紹介したいと思います。

2010/12/13

XPages Extension Library で OneUI Part1

前回 XPages Extension Library のインストール方法について書きましたが、今回からその使い方について見ていきます。ちょっとした Dojo のコントロールなどは、XPage 上にドラッグアンドドロップするだけで、比較的に簡単に利用できそうです。ただ、サンプルデータベースにも組み込まれている OneUI を使ったレイアウトは、ドキュメントらしいものもないので、ソースを見ながら試行錯誤しなければなりません。
ということで、今回から

  • アプリケーションレイアウトの作成
  • ナビゲーションの作成
  • XPage の完成

の 3 つパートでご紹介したいと思います。
まずは、今回は Extension Library を使用した OneUI のアプリケーションレイアウト作成からです。
言葉とスクリーンショットでは説明が非常に難しいのでビデオにしました。


以下は、ビデオ中で使用したコードになります。
<xp:this.facets>
   <xp:callback xp:key="LeftColumn" facetName="LeftColumn"
    id="callback1">
   </xp:callback>
   <xp:callback xp:key="RightColumn" facetName="RightColumn"
    id="callback2">
   </xp:callback>
  </xp:this.facets>
  <xp:callback id="OneUIMainAreaCallback"></xp:callback>


次回は、ナビゲーションの作成方法をご紹介します。
お楽しみに。

2010/12/03

OpenNTF XPages Extension Library を使ってみる

Notes/Domino 8.5.2 から搭載された XPages Extensiblity API を使用して XPages をユーザーが自由に拡張できるようになりました。それを受けて、OpenNTF で XPages Extension Library のプロジェクトが立ち上がり、よりリッチなアプリケーションをより簡単に作成することができるようになっています。
まだ、発展途上という感は否めませんが、いづれは XPages の標準として組み込まれていくことは間違いないと思われます。数ヶ月の間、このプロジェクトがどうなっていくのか注目していましたが、そろそろ取り上げてみたくなりました。
ということで、自分でも初めからインストールし直して、どうように使用するか、どういう動きをするのかを共有できればと思います。
まずは、とにもかくにもインストールからです。
http://extlib.openntf.org から、左にあるボックスの「Releases」をクリックして過去のリリースの一覧がページに表示されます。

今回は今日時点で最新の 2010/11/21 付けのリリースを Name の列にある 11/21/2010 をクリックするとダウンロードが始まります。
XPagesExtensionLibrary.zip」というアーカイブファイルを PC 上の適当な場所に解凍します。

次に、Domino Designer の設定の確認をします。
Domino Designer 起動後、メニューの [ファイル] - [プリファレンス] でプリファレンスを開き、[Lotus Domino Designer] の項目を確認します。
このライブラリーは Eclispse の更新サイト という形で提供され、更新マネージャーを使用してインストールしますので

上のように、「Eclipse プラグインのインストールを有効にする」にチェックを入れてください。デフォルトはチェックが外れています。
1. Domino Designer へのインストール
Domino Designer の [ファイル] - [アプリケーション] - [インストール] を選択します。
次の「インストール/更新」のダイアログで以下のオプションを選択し「次へ」をクリックします。
インストールする新しいフィーチャーの検索
次のダイアログで、「Zip/Jar ファイル・ロケーションを追加」ボタンをクリックし、先ほどダウンロードしたアーカイブの中から updateSite.zip を選択します。
次に「更新」のダイアログが出てきますので、先ほどインストールした updateSite.zip にチェックを入れ、「次へ」をクリックします。
 「使用条件の条項に同意します」にチェックし「次へ」をクリックします。
「終了」をクリックします。

以上で、再度 Domino Designer を再起動すればインストールは完了です。

2. インストールの確認


インストールの確認は、XPage またはカスタムコントロールの開き、コントロールのペインに次のようにコントロールが追加で出てくればインストールが終了しているかどうか確認できます。



また、この XPages Extension Library を使用して開発をする対象のデータベースには、アプリケーションのプロパティの詳細タブで XPages ライブラリ にこのExtension Library にチェックを付ける必要がありますので、注意してください。











3. Domino Designer の Web ブラウザでプリビューを使用する場合
アプリケーションのテストで Domino サーバーを使用せず、試してみたい場合には Domino Designer の Web ブラウザを使用してテストできます。
ダウンロードしたアーカイブの中の「updateSite.zip」を展開して、
\domino\workspace\applications\eclipse
<ノーツデータディレクトリー>\domino\workspace\applications\eclipse
UPDATED

にフォルダー構成を遵守してコピーします。
これでプリビューで使用できるようになります。

4. Domino サーバーを使用する場合
上記の「updateSite.zip」の展開した内容を同じ要領でフォルダー構成を遵守し、以下のフォルダーへコピーします。
\domino\workspace\applications\eclipse
<ドミノデータディレクトリー>\domino\workspace\applications\eclipse
UPDATED

5. サンプルデータベースを使用して動作確認
アーカイブには「XPagesEXT.nsf」というサンプルデータベースが含まれています。
XPages が動作するための適切な ID を使用して、そのデータベースに署名してからブラウザで確認します。
Domino Designer の Web ブラウザでプリビューする場合は「Core_Home」XPage をプリビューさせてください。

以上で、インストールは終了です。
次回からは、Extension Library のコントロールをいくつかご紹介していきたいと思います。