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2011/10/19

Lotus Knows EXPO 2011 で本音で思ったこと


今回は Lotus Knows EXPO 2011 東京のみの参加でしたが、皆さんも楽しんでいただいたと思います。もうすでに何人かの方がブログなどで概況や感想をコメントされていますね。
みなさんの感想はどうだったでしょうか?

私の感想。今年の Lotus Knows は本当に意義ある良いイベントだったと思います。
一概にイベントには、「Wow!」を期待したり、未知の知識に触れることを期待していくものですが、どうやら私の興味は最初から違うところに向いていたようです。

「人と人とが、つながる、広がる、動き出す」
が2年連続のイベントテーマになっていますが、

冒頭、私が意義あるイベントとしたのは、Lotus ユーザーやビジネスパートナー、コミュニティそれぞれの課題、目指すべき方向がモヤモヤしたものから秋晴れのようにスカッと明確になったような気がしたからです。

Business Partnersに突き付けられた課題
Lotus ユーザーがソーシャル・ビジネスを展開できる日はいつのことか?


「ソーシャル・ビジネス」はすでに私たちの生活の中に明らかに取り込まれています。何かの判断をするとき、Webで検索したりすることは日常的。最近は片手に収まる端末からも。その際に、商品や会社、あるいはその社員のことがポジティブに、あるいはネガティブに書きこまれていることも珍しくありません。一般消費者はもちろん、企業もそれを見て、その商品や会社のことを判断しています。私たちはすでにソーシャルに晒されているし、一方でそれを個人としてうまく活用していたりします。

公開討論会の控室で関さんが話していたことが印象的です。概要は、これからソーシャルを取り込まずして生き残れる企業はないと。唯一の例外はこの世界で1社、Appleだけ。Appleでは、そのための人的リソース、資金などをふんだんに投入できる組織体であること。企業でそれができればそうすれば良いし、できないならソーシャルを取り込むべき。
もう一つは、丸山さんから。商品やサービスを購入するとき、最近は「人」から購入するようになったというお話。会社の商品やサービスは、その会社のどんな人がどういう話をしているかで最終判断することが多くなったと。結局「(素)顔」がないと買わないということでしょう。

そんな中で、こういうソーシャルの流れにビジネスパートナーは、あまりにも鈍感過ぎるような気がしてなりません。そう思うのは私だけだと良いのですが。
IBM -> ビジネスパートナー -> エンドユーザーの構図の中で、エンドユーザーにソーシャルの声が届かないのは、真ん中の BP で淀んでしまっているのでしょう。
これから訪れる大きなうねりに巻き込まれて慌てる前に早急に今、ビジネスパートナー自身が真剣に取り組み、一刻も早くエンドユーザーにプロモーションすべきだと思います。

最後に、#lotusEXPOのハッシュタグを見てても、IBMerか数人のLotusファンしか出てこないのは、皆さんソーシャルに興味がないのでしょうか?

唯一の Lotus コミュニティ、ノーツコンソーシアムは大丈夫?もっとソーシャルに。

イベント中、XPages に詳しいある方にお会いして、コミュニティに Blog や wiki などに投稿して少し貢献してもらえないですかというお願いをしました。ところが、会社で許可がいるらしくためらっていらっしゃいました。会社とは、ノーツコンソーシアムで理事クラスの会社だと思うのですが、えっ、そうなの?というのが私の率直な感想です。ノーツコンソーシアムの討論会に参加させていただいた身で、こんなことを言うことは恐縮ですが(S氏はいつも私の小言を知っていますが)今さらながら会の上に行けばいくほど、なんて閉鎖的でハイラーキーなコミュニティなんだと。後でホームページを確認したら、いわゆる Lotus 製品を売るための企業連合体みたいなことが書いてあったので、私の認識も間違っていたのかもしれません。昔はそれで食っていけたし、やっていけたんですが。

新しいコンセプト、技術の伝播を考えると、やはりユーザー企業やBP、あるいは学生でも参加できるような垣根のない真のユーザー主導のコミュニティが必要ではないのかと。

いまどき、SNS やリモートでの参加ができるコミュニティをもし立ち上げたら、1年後ノーツコンソーシアムが終焉を迎えることもあながち起こりうる時代なんだと肝に銘じてノーツコンソーシアムに参加、あるいは応援されている企業もドラスティックに変わって欲しいと思います。
最後に"Notes"コンソーシアムではなく、せめて"Lotus"コンソーシアムにしませんか?

XPages、認知されてるけど浸透していない
言葉がありません。がっかりです。
ちょっと考えてみました。
(エンドユーザー企業にとって)ノーツの技術者は大別してアドミンとデベロッパーに分けれますが、現状、「ノーツ担当者」として仕事されている方が多く、新しい言語、テクノロジーを習得しようという人が少なくなったのでしょうか?

(SIerにとって)お客様から新規でWebアプリ開発を依頼されたとき、わざわざNotes/Domino + XPages を選択することはなかった思いますが、IBM XWork Server のオファリングでかなり魅力的になったのではないでしょうか?どうでしょう?

最後に、今週、うちのマーケとLotusの女性だけの男子禁制のコミュニティとか立ち上げたらどう?面白いんじゃないって話をしてました。結構技術者の中で女性の比率も高いし、実は XPages CHANNEL のお申込みいただいた個人/企業問わず女性が多いので面白いかもしれません。

以上、私の視点からLotus Knows EXPO を振り返って。


2011/10/04

IBM XWork Server

昨日、Ed Brill 氏のブログで公開された IBM XWork Server の概要が公開されました。{Original Post}
ビジネスパートナーと IBM Champions に対して先行して説明があり、8 月 4 日までは公表しないようにと釘を刺されていたのに、その前日にブログポストされてしまいちょっとビックリでした。
IBM XWork Server は特にビジネスパートナー(ISV)の XPages ソリューションを加速させるための新しいオファリングで、年間約2,000 ドル(現在英語版のみ)でサーバーライセンスを提供するものです。
ただし、XPagesによる 4 つのアプリケーション(ひとつのアプリケーションは 4個のNSF で構成、合計最大 16 の NSF)が 1 つの IBM XWork Server ライセンスで使用できる範囲となり、4 つのアプリケーションを超える場合は、追加の XWork Server を購入する形を取ります。ノーツクライアントからのアクセスが必要としない形態に関しては、ユーザー数の制限なく使用することができるようです。XWork Server はメッセージングの機能もなく、XPages アプリケーションをブラウザから利用するだけの利用になると思いますが、2,000 ドルという価格で ISV が持つ XPages ソリューションと組み合わせて市場に提供は大英断といっても過言ではありません。日本でのリリースの詳細は日本IBMからの正式な案内を待たなければいけませんが、ISV とそれを利用する顧客の両方に大きなメリットが生まれます。

また、製品の位置づけで面白いのは、Lotus の黄色いブランドではなく、IBM のブルーのブランドから出荷されるようです。

今週から始まるLotusKnows EXPO 2011 でどれぐらいの XPages ソリューションの展示がされるのか興味深いところですが、このニュースは間違いなくパートナー企業が XPages ソリューションビジネスに本格参戦するに十分なニュースではないかと思います。

詳細はおそらく LotusKnows EXPO 2011 でのビッグニュースのひとつになると思いますので、それまでのお楽しみということにしておきます。

**Disclaimer
当内容は当市場における IBM からの正式な発表からのものではありません。したがって、正確な内容に関しては正式な発表をもってご確認ください。