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2016/07/28

IBM Connect Japan 2016 Tokyo に参加して

こんにちは。東京お茶の水ソラシティカンファレンスセンターで IBM Conect Japan 2016 が昨日開催されました。

今回は展示ブースとセッションでゼネラル・セッション以外は見て回ることができませんでしたので、詳細はお伝えできないことを承知でこの記事を書いています、ご容赦ください。

今回のイベントスローガンにもなっている重要なキーワードは、
コグニティブ・ビジネス」。それが導く「ワークスタイル変革」。
イベントサブタイトルにもあるように、「新しい働き方へ導く次の一手」を提案する IBM。
その背景には、人工知能つまり IBM Watson を組み合わせることで実現する新しいビジネス展開を今回のイベントでは簡潔に伝えられたのではないでしょうか。

ナレッジを得意分野としている IBM Notes/Domino と、その中に蓄積されている膨大なデータ、特に非構造化データとして埋もれていたコンテキストを人工知能が理解し、学習していく過程で、ユーザーに最適と思われる「答」を提案するというものです。

基調講演には、IDC Japan の眞鍋敬氏が登壇し、ワークスタイル変革の現在と未来で主にテレワークの実現するためのテクノロジーや欧米と日本との比較、あるいは大企業と中小企業との比較で、テレワークを検討し一部でも着手すればその良さがわかりどんどん拡張していくが、一方で良さを理解できない検討もしないという会社とはますます企業間の競争力が広まるばかりで、検討しないことへの警鐘を鳴らしていました。着手しない理由には、セキュリティを守れるかということが一番大きいだろうということは周知であり、それを踏まえても一歩踏み出すか否かが重要だとしています。

ゼネラル・セッションでの IBM 講演では、松浦光氏がデモを交えて今回の目玉であるノーツのデータを Watson に解析させ「解」を求める簡単なデモを実践。実際でもデモが行われた内容は IBM 木村氏の「ノーツでワトソンを体験!」でもみなさんも体験できるようになっているので是非ご一読、体験いただきたいと思います。内容は理解できたが、聴講した参加者の顔を見回してみると、実装した際にどのような「コグニティブ・ビジネス」が展開できるのだろうかという考え込んでしまうのが今現在のノーツユーザーの生の声でないだろうか?果たして自社に導入して効果があるのか、どういう効果があるのか。とかく費用対効果でしたIT投資しないことが多いなかでの IBM の「今時点」での提案は少しハードルが高いのかもしれないという声が聞こえてきそうです。
個人的には、デモにあったような Watson へアクセスし理解してもらい、学習してもらい、最終的に解答を得るプロセスをデータベース単位ではなく、Domino の標準機能としてラッピングされていてダイレクトに Watson にアクセスでき、例えば開発者はノーツの @関数のような @GetSuggestionFromWatson のようなもので解答が得られることできれば、このノーツユーザーへの提案は加速度的に広まるのではないかと感じています。多分ないと思いますが。

いづれにせよ、まだよちよち歩きのコグニティブ適用の段階なので、今後 IBM から発表されるテクノロジー動向などを注視していきたいと思います。みなさんは今のうちにこの人工知能がノーツのデータを学習し推論をユーザーに提供するプロセスを今現在の仕事の中でどうあてはめていくかを妄想のレベルでも良いので一度考えてみるといいのではないかと思います。

このイベントは名古屋、大阪など地方都市でも開催されますので、機会があれば是非参加してみてください。